俳句結社 花信「はたちの会」の皆様が吟行でいらっしゃいました

6月5日(火)午前中、松山市内でご活躍されてる、その業界では大変有名な、
俳句結社 花信「はたちの会」の皆様が菅沢町の古民家「ふれ愛の舘」にわざわざおいでくださいました。

吟行とは、俳句をつくるのに、ある場所に行き、その場所で、
感じたこと、学んだことをもとに俳句をつくること。

昨年2017年の9月25日(月)の愛媛新聞「戦争の語り部」の記事をご覧になり、
このたびは戦後73年展を吟行につかっていただきました。


*掲載許可番号 G20180501-04535 これが昨年の愛媛新聞の記事です。

一年近く経ってもまだお問い合わせいただけるとは、愛媛新聞様に感謝すると共に誠にうれしいかぎりです。

その時の様子を動画におさめておりますので、お時間が許す方はぜひ、ご覧くださいませ。

写真中央は日の丸のまわりに書かれた寄せ書きのような布。
これから、まさに戦場に向かうぞという時、書かれた寄せ書き布。
こういった貴重な遺品を保存しています。
「はたちの会」の皆様、熱心にメモをとりながらお話をお聞きいただきました。


寄せ書き布の下は、遺書や髪の毛、爪など、これから戦場にむかう人々が残したモノ。
非常に心が痛む遺品です。


こちらは大砲の玉の先部分。こんな貴重なモノも保存しております。


これは戦前、戦中、戦後の雑誌。戦時中のものは、あきらかにソレとわかる特徴がみられます。


戦争体験者の方々が、どんどん亡くなっていってしまう中、戦争の恐ろしさを語り継いでいくことは、
私ら、残された者の役目ではないかと思うのです。

このたびは、俳句の吟行ということでしたが、真剣さが本当に伝わってくる素晴らしい方々ばかりでした。

このような文化活動の心の交流を通じて、多くの人の心が交わり、
新しい可能性が生まれていくということを期待したいです。

今後も、私らがやっている陶芸の集いや、手芸の集いなど、その他にも地域の皆様とのコラボレーションや
新たな動きのキッカケになっていってほしいです。

五明の ふれ愛の館「戦後73年展」を吟行で訪ねていただき本当にありがとうございました。
ご縁に心より感謝申し上げます。